Wednesday, August 21, 2013

35ナロートリプルと 鉄アウターケースの途中経過。

碧南市の工場長からスバラシイ荷物が届いていた。
それはノーマルより33ミリ幅が狭いナロートリプルツリー。
鉄の塊から切り出して、穴を開けて、高さを整えて
今年の初夏にこんな感じだった部品が

こんな感じで出来て来た!
ボルトを入れてみたらキッチリ締まって
フォークも固定される。
裏を少し掘ってあるんだ。
タンクの幅も加味して作ってもらったからこれでタンクも小さすぎなくなるはず。

これから手作業で外形を削って
純正みたいな丸みのある形にしていく。

太く見えるのは安全をみて少し厚みがあるのと、
これから削って細くするから。
上側は角を落としてフォークの周りを樽型に削る。
こんな感じだと、この中でバランスがとれてるから
あまり細くなってる感じがわからないでしょう?

上が純正のアルミ。
フォーク1本分が35ミリだから
ほぼ1本分狭くなってる。

左がノーマル、右が工場長が作ってくれた犬トリプル
こうやると狭いのわかるでしょう?

この削り出しのディテールを
たとえばこんな感じに
削って仕上げて行く。
ただ角を落としてるんじゃないんだ、
鋳物って平面がほとんどない。
これはオーセンティックのカワムラさんに教えてもらったんだけどさ。
だから全面的にゆるやかなアールがかかってるようにするんだ。
トップはまだいいけど、
アンダーブラケットの方はまだ真四角の断面。
これをけずってけずって

かまぼこみたいにしないといけないから。
ていねいに、丹念にやらないとね。







これからも経過を報告しますよ!







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