今日は自作派のあなたへの手紙です。
自作なんてバカバカしくてやってらんない。
ユニクロとジャスコとマクドナルドとトヨタのファミリーカーがあればなにもいらないって人はトバしてもらって結構。
世の中の大多数はユニクロでマクドナルドでイオンとフジテレビだけで生きていけるらしい。
何か受けるのか?僕はもすっかりそう言うことに興味が持てなくなってきてしましった。
今何がいいのか、次に何が受けるのかという世間の好みを読めないおまえはもうダメ、という人もいる。
だけど俺はそんな一般のみなさんの好みにオモネってなにか作るなんてまっぴらだ。
世間の動向にも興味がない。
実際の所、この世間の動向ってのは、原子力発電を推進して戦争をやりたい政治家の意思に基づくアレだしね。
そういう作られた流行とマーケティング至上主義のおかげで、今売ってる車で欲しいものなんて、なにもなくなっちゃった。
もちろん最新のプロダクトが全部ダメなんて言ってる訳じゃなくて
コンピュータやデジタルカメラ、その他にも欲しいものはあるよ。
でも大量生産の100円ショップみたいなミニミニバンや
プラスチックのカバーだらけなバイクには興味が湧かないんだもん仕方ないじゃん。
とりあえず自分が乗っているバイクの気になる所をかっこ良くしたい、という一心から
犬号を作り始めてもう3年が経った。
もちろん手に入れた時から、スイッチやハンドルやショックやフェンダーもタンクもシートも何度も換えてたけど、
フレームに手を入れたのは2010年から。
今年春から2度目のフレーム作業として
シートポストを前進させて、鋳物のラグに交換した。
エボスポーツとアイアンスポーツのメインチューブは高さも角度も全然違うので、
これをただ合体させようとしてもチューブに段差ができるかリアバンクの上でカクンと曲がってしまう。
そこを真っ直ぐにしたかったのは
外装を全部外しても恥ずかしくない形にしたかったから。
僕は技術は何も持っていないし、バイク作りのノウハウやセオリーなんて何も知らない。
おまけにガレージも工具もみんなが一般的に持ってるものか、ちょっとがんばれば買えるような安い道具ばっかりだよ。
自分のバイク見てて、「ここがもうすこしこんなだったらもっと愛せるのになあ」って思ったら、そこがスタート地点。
こんなってどんなか?
絵に描いたりパソコンで画像いじったり、本物に恐る恐るサンダー当てたら
もう何かが吹っ切れてかっこ良くするしかなくなるじゃん。
飽きたりつらくなったり、うまく行かなくてイヤになったりすることもあるかもしれないけど、最後までやり切ったらその満足はお金じゃ買えないはず。
そして、前よりもっと愛せるバイクが手に入る。
そんなわけで暑くて大変な夏ですが、僕は今日も鉄の粉にまみれてもらい錆がすごいので、屋外での水浴びを余儀なくされています。
夏は楽しい!
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