Tuesday, August 27, 2013

季節の移り変わりと写真撮りたくない気持ち。

昔から一気に集中して仕上げるタイプでした。
今みたいに何年もかけて1台のバイクをコツコツ作るなんて考えらない。
作りたいと思うのは今欲しいから。
そういう全面的に待てない、我慢出来ない子供でした。

能力がない割にプライドが高く、見栄っ張り。
気が強くてけんかっ早い。
気に入らないヤツは教師だろうが上級生だろうが徹底的に痛めつける。
そんな最低の性格なので、上からも可愛がられず、同級生にも友達はほとんどいませんでした。
小学校の頃の自分を知ってる人、中学、高校も、あまりにも発展途上で未熟な自分を知っている事がいやで、誰にも会いたくありません。
フェイスブックにも古い友達はほとんどいません。

そりゃ、昔から付き合ってる友達はちゃんといるよ、でもあんなにオフロードしか興味がなかったのに「造形」とか言ってヤスリでゴシゴシしてるの見られるなんて、なんだか恥ずかしいじゃん。
というわけで本当に今でも未熟で愚かな人生を歩んでいます。

子供の頃から友達がいない分、自分が夢中になれることをいつも必死で探しては
異常なまでにのめり込んでいました。

そうやって、何かに取り憑かれたみたいに熱中して、しばらく経つと憑き物が落ちたみたいにすっかり落ち着いてしまうのです。
「好きなものは嫌いになるまで食べる」そんな極端な性格だと思います。

ここ数年、チョッパーショーの写真を撮るのがすごく好きで
何千枚も撮っては分類したり好きな車両だけ集めたり、
いろんな角度で楽しんでいましたが、なんだか急に憑き物が落ちちゃったみたい。

もちろんショーは相変わらず楽しいし、行くのも見るのも大好き。
でも、そこにあるバイクの細部を細かく観察して写真を撮っていく根気がまるでなくなってしまったようです。
なんでだろう?
自分で考えてみる。
どうやらバイク作りに入れ込み過ぎて、自分の好みを追求するあまり、誰かが作った誰かのためのバイクにそこまで興味がもてなくなってしまったみたいだ。

今は写真を撮る季節からバイクを作りたい季節に変わってしまったので、
誰かの車両を見ているとケツがむずむずして、落ち着かない気持ちになって、家に飛んで帰って自分のバイクを作りたくなってしまうのです。
この状況を打開するには、自分のバイクを完成させるしかないんだと。
早く作りたい。
もっと進めたい。でも自分の仕事やらないと、とてもバイク作れる感じじゃないね。
焦るなあ…
というわけで仕事の依頼お待ちしています!



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