Thursday, July 24, 2014

郵政カブ修理その1 分解

先日山でエンジン下側を強打してクランクケースに穴をあけてしまったカブ。
オイルがあっという間に流れ出てすぐさまエンジンが停止するという残念な結果に終わったけど、今週末はACTSで2時間耐久を2本戦わなくてはいけない。
最低限の費用で確実にレースに出られるように直さなくては!
ということでInuchopper番外編
郵政カブMD90の腰上分解編
先週からレッグシールドを付けたまま放置されてた

ステップや配線をさくさくと取り外して

ボルト二本を抜くだけで

ごろん、って感じでエンジンが降りる。
地面には木の板なんかを敷いて置くといいよ。

お楽しみの分解
実は大きい横型エンジンをばらすのは初めて
勘でどんどんバラして行く。

進角の感じとかは後でわからなくならないように写真に撮っておく。
このエンジンは過去に豊田さんがバラして組んだから僕が何かやるよりすごく信用出来る。

しかし20年以上の年月で脂っ気が抜けてカサカサの錆び粉たくさん。

点火系は異常なし。

カムスプロケットはカムの奥にある。
ケース下のドレンの隣のテンショナーを緩めてから
カムを引っこ抜く

焼けた臭いもしないし状態は悪くない。

見た目も健康そう。

カムの山も支持部分も大丈夫

ロッカーアームもまだ使える。

ヘッドも大丈夫。
この後カーボンを落として吸排気ポートから
パーツクリーナーやガソリンを流してみたけど何も漏れて来なかった。

多少カーボンが溜まってるから掃除してやった。
そしていよいよシリンダーを見ると

ああ、これだな。

シリンダーを抜いて


ちょうどピストンの側面が

こんな感じになってる。
幸いリングは無事。

反対側も。
クランクに大きなガタはない。
ここの擦れ目だけきれいにしてやればまだ使える!


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