Wednesday, July 2, 2014

ドラムブレーキ改造

ハロー!パブロフだぜ。

ブレーキは最重要保安部品なので結構真面目な僕です。
こんにちは。
さて犬号のブレーキだけど、
これから装着するCB450K1だったっけかな、そんな感じのドラムブレーキは
2リーディングで、ドラムは左側、ロッドがボトムケースの下を通るタイプ。


こういうことね。
ところが僕のナローフォークはあまりにもナローで
こんなふうにロッドを通すことができない。

仕方ないのでかなり悩んで知恵の輪みたいにして
こういう方法を取ろうとしていた。


こんな感じね。
去年の秋の考えでは、ワイヤーの引っかかる部分は潔く捨てて、アウターのところから何か溶接して引きの部品を作ってやろうかと考えてた。

ブレーキをかけた時のバックプレートの回り留めはフォークのすぐ後ろ。

ところが世間のドラムブレーキの回り止めというのは
圧倒的にフォークの前にある。
一つにはブレーキをかけた時にドラムが回る力でボトムケースが押されてビビって振動が出る可能性があるということを聞いた。

それに回り留めは押しより引きの方が軽くて薄い材料で済む。

ドラムのバックプレートの制約は回り留めの位置とピボットの位置。
これは自分で位置を変える事はできない。
ま、やったら出来るんだろうけどここまではやらない。
そんなことするならバックプレートをワンオフで作るよ。

ということで日曜日に見ていたTDではこうやって回り留めを弓なりにしてピボットを逃がしてる。
ワイヤーは僕好みに上に引いてる。




しかしやっぱり回り留めは最短距離に、
ドラムに元から付いてるワイヤー引きは使いたい。

これはベリーバッズさんのBSA
そう、この方法で引くことにした。
回り留めは前側に
引きは上の方向に、
理想的じゃないか。

計画はこうだ。
まずガムテープが貼ってあるところにフォークが通る。
フォークは今まさに製作中。
ドラムは右にして
だいたいこんな角度で行こうか。



まっすぐ引ける位置はこの辺。

こんな感じで。

作業テーブルで


カシメを擦ってピンを抜く

長さを測って

平行になる位置を探す。
この辺はロッドで調整出来るからあまりシビアにならなくてもいいけど

穴を開けてピンを通して
これで動作は大丈夫!


ワイヤー引きの金具はよりハーレーらしいこっちに交換する。
これだったら出先でも長さが長いワイヤーがあれば端が切りっぱなしでも使えるし

やっぱり国産ドラムを使う事に若干の後ろめたさもあるのか
ハーレーっぽくしたいじゃん。


これで完了!
使わない方のロッドは、ブレーキが間違いなく使える事を確認してから
切り飛ばす。

ストロークは斜めになってる分短くて、11.6mm


レバーの引きは約14.7mm


ハンドルを握ったままブレーキを引いても
大丈夫なくらいは余裕があるかな。
あとは実際に装着してから様子を見よう。

今日はいつもと違うEOSmで撮ってみたよ
悪くないね。

No comments:

Post a Comment