山で遊んだ少し前、碧南の工場長から
こんな写真が送られて来た!
彼女達が手に持ってるのは…
フライス加工が終わった鉄アウターのボトム部
自分では絶対出来ない複雑で正確なカット。
コストを抑えるためと自分の楽しみのため
フライス加工は最低限にお願いしています。
やっぱり出来るだけ、本当に出来る事は自分でやりたい
やりたい君なんで。
ドラムブレーキのプレートに干渉してこのままでは付きません。ので
ここを切り落としたいんだけど、やり方はこれ。
仕事の昼休みや午後3時休みを使ってここを切ろうとした。
しかしここ数日の暑さで、ほんの数分で汗ダラダラ
そこでボール盤の出番
こっち側グズグズになっちゃった。
こっちはまあまあ
ドリルでコツコツ繋ぐ昔ながらの方法は
美しいフライス加工の目があっという間に傷だらけに。
作って頂いた職人さんごめんなさい。
でもこうするしかないんだ!
穴を繋いで…
取れた!
向かって左が少し高いのは訳がある。
こうやって取り付ける時に下が一段高いと
ホイールの保持してくれるのでアクスルシャフトを通すのが楽。
昔ヤマハのTT250ってバイクが出た時、アウタケースのアクスルのところに
フロントホイールを軽くのせられるでっぱりが付いてたんだ。
仮付けしてあちこちを確認。
あちこちの干渉を見ながら
少し削っては試して、また少し削る。
バックプレートを傷だらけにしながら干渉をチェック。
セコセコ削ってこんなクリアランスを確保!
ナットをギュウギュウ締めてもこのくらいは開いてる。
ついに取り付け完了!
感無量である…
どのくらいナロいかと言えば
このくらい。
3.00のタイヤが左右5ミリちょっとのクリアランス。
しかもブレーキ付き。
純正の33.4に比べてアクスルシャフトの位置が少し低いのにも訳がある。
ま、なんでも教わらないで自分で考えてちょ。
もちろんこれで完成じゃないよ
これか手やリュータ、サンダーでオールドスクールな
鋳物みたいな造形を作って行く。
夏場のリューター作業は本当にキツいんだ
もちろん手ぬぐいマスクに保護メガネはかけてるけど、
鋭い針みたいな切り粉が手に刺さり首に刺さり、
なぜが靴を履いた足の裏にも刺さってる。
お風呂は真っ赤に錆びてるよ。
便利な機械が使えるのは素晴らしい事だし
そういう環境を持ってる事も実力のうちだよ。
僕はそう言うの否定しない。
つーかそれがもの作るなら当たり前だろう。
でも、ないならないでいろんな人の協力や外注さんの力を借りて
こういうものが作れるよ。
正面から見ると
少し残した段がプレートとの隙間を隠してる。
このキワキワな感じww
これから細かい部分を切り落としたり造形して
最後はメッキかな。
雨の中も走るし、どんどん使いたいから。
早く削りたいな。
こっちはおねがいした
カラーの寸法を僕が間違えて
以前作ってもらったサイズのカラーを入れてある。
ここも対策予定。
夜はこれを眺めながら何時間でも飲める。
実際は今少々忙しいので少しだけ飲んで。
外を回って帰って来ると
こいつらが待ってる幸せ。
またね!
Highlight!!!
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