Thursday, May 9, 2013

砂型の練習とエンブレムのサンプリング

今僕は猫のウンコ砂で使うベントナイトという粘土を珪砂に混ぜたものに
水を加えて使ってる

あ、砂型鋳物の型の話ね。

だから粘土がくっつき過ぎても型に残っちゃうし
水っぽくても乾き過ぎても
強く圧縮し過ぎても型からきれいに離れない。
でもいつものポイントカバーは失敗することなく型に込めて
鋳造出来るようになってきた。

でも、だんだん難しいものに挑戦してみたくなるんだ。
今回はだれかが作ったものを原型に
難易度の高い砂型にチャレンジする。
それはこれ
シーシーバーの隙間に貼ってあるようなエンブレム

買いました。
オークションで落としたんだけど
やっぱ高いね。
悔しいけど高い。

おそらくこれは亜鉛合金、
昔の金属モデルガンみたいなダイキャストだから
細かい形もきれいに抜ける。

これの転写に挑戦!

これにはハーレーって描いてあるし
個人の楽しみとして音楽をコピーするようなそんな感じで。
ストアJPで売ったりしないから。
タダの練習さ。

このくらい書いとかないと、本当に面倒な世の中だな。

いつもの砂でやってみると


あああやっぱり貫通したこまかいところが全然。

これはちょっといいかな?


メッキが剥がれかけてる所を磨いて
シリコンを塗って

うん、でも押しが弱いからバリが出るなあ。
実際100回は砂を込めて型を作った。
いや、もっとやったかも。
水の量も測って記録したり
型に込める強さもかなり強弱を付けて
確認した。
日を変えて挑戦。
だんだん集中力が切れると羽の端っこがダメになる。
文字とかいいセンいってるんだけどな
子供の頃からもう40年くらい、いい加減でルーズでちゃらんぽらんで
だらしないと言われ続けてる僕ですが
こういうことはすごく厳密にしつこくやるんだ。

砂に水ガラスを溶いて炭酸ガスで固めると
きっちり抜けることは
知識として知ってるんだけど
手込めでなんとかできないかなあ。


がんばって良さそうなのをいくつかは鋳造してみたけど
やっぱり羽の隙間がきれいに抜けないのと、
羽の繊細なラインに欠けが出ちゃう。
おまけに型がうまくできないと
せっかく溶かしたアルミが鍋の中でまた固まってムダになった。

結局完璧にうまく行ったのはない。
まあまあ形が抜けたのが4個
そのうち2個は友達にあげた。


一個をすこし仕上げてみたくなった。
手前にちょこっと写ってるやつ
隙間にアルミが入っちゃってる。
これをつや消し黒スプレーでなるべくぞんざいに
いい感じにさっくり塗って


表面だけ軽く細かい水ペーパーで磨いてみた。

失敗も味ってことで
自分用ならいいか!


この下半分のバー&シールドで
犬号のタンクに貼るエンブレム作れるかも!

まあこういう挑戦をして
腕を磨いてるつもりになってる。

笑止





じゃあまた!











2 comments:

  1. 元の型にブレーキクリーナーをひと吹きしておくと
    綺麗に抜けますよ~

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  2. あめさん おひさしぶりです!マフラーの三角のステーもマニホールドもすごく質感がいいですね!ブレーキクリーナー試してみます。ありがとうございます!
    僕もマニホールド作りたくなってきました。

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