Saturday, May 11, 2013

シートSEATを作りたいから、フェンダーの高さを決める。

点付けだったリアフェンダーをもう少しきっちり溶接して、黒く塗ってみた。
やっぱりベアメタルのままだと、どうも本物より2割増にかっこ良く見えてしまうから
冷静な判断が出来ないんだな。

ささっとサフェーサー吹いて缶スプレーでシュッと塗った。

仮に置いてみたらなんとも特徴がないと言うかぜんぜん普通にダメなフェンダー。

形の甘さが見えてくる。
でもこのダメさは、どうにもならない感じでもない。
素質のあるダメさと信じるおれ。


本当はここでフェンダーのステーの位置を決めてフェンダーはおしまい!
次はシートと、パートごとのプロセスをきちんと終わらせながら前に進むんだろうけど、
優柔不断かつ、この先の全体の調和を重んじるわたくしは、
全て仮止めで進めていこうと。

リアフェンダーとシートが出来るまではタンクの底も作らず、
タンクの底ができてもマウントは最後になるようにする。

このやり方は時間が余計にかかるけど、ステー作って位置を決めてから
あと5ミリ動かしたい、なんて時は、ガチガチにステーが出来てると、変更にかえって時間がかかる。
だから妥協ってのもない。

「私はやり直しは厭わないが、ムダな工数はあくまでもムダである」
フィンランドの格言、


ウソです、俺が考えました。

全ての位置が予定されていない素人なので、決定はなるべく引き延ばしておきたいのです。

しかし!ここでどうしても先延ばしにできない問題がある!
それはリアフェンダーの高さ。
回転や長さは後でも多少なんとかなるけど
高さが決まらないとベースが作れない。
表皮を張る前なら数ミリくらいは動くけど
やっぱりここはある程度決めていないとベース作れない。

やり直しは厭わないが、ムダな工数はムダ!
ちょっと写真を見ながら説明しよう。

一昨日より前に回転して来て
11時20分くらいの短針の位置か。


黒く塗ると凹凸が隠れてのっぺりしたフェンダーに見える。
その分シルエットに目が行くようになる。

これだたタイヤとフェンダーのカブリが足りないように見える。

タイヤとの関係は一度忘れてフレームからの飛び出し具合、




少しだけ上に飛び出させる。
メインフレームから水平になる座面の下端から
どれだけ上にフェンダーが飛び出すかを見てるんだ。

リジッドは座面に比べてリアがグンと高くて
沈み込み感があるし4速ビッグツインもそう。
エボスポーツはここのリアフェンダーとの段差が少ない。
少ないとメリハリのない上面になる。

メリハリが欲しくてせっかくアイアンのKフレームにしたんだからね。

でここで問題なのは、フレームから上方向に上がると
タイヤとフェンダーが離れてしまう。

そこで、




スタッドの位置に細工して車高を下げる。

これだとちょっと寝過ぎなリアショック
でも極端に言うとこういうこと。

こうするとタイヤとフェンダーも近づく。

しかしこれには問題がないこともない、
いぬ号ルールのその3
スイングアームは水平以上に反らせない!

これに抵触してしまう。

そこで、チョコチョコッと目の錯覚を使って
これで逆ぞりスイングアームには見えないはず。






ま、厳密に言えば逆かもしれないけど
そんなに気持ち悪くないでしょ?
いざとなったらルールを曲げる。

「自分で作ったルールに自分で縛られてはいけない」
ノルウェーのことわざ

じゃなくて僕が考えた

もう一ついいことがある
オイルタンクとサスペンションが近すぎたのが
これでいい感じになる。

角度もほら、厳密に言うとオイルタンク後ろの斜面より立ってた。
これはイヤだ、ここは同じ角度か、少し寝るくらいが美しい。

ちょっとサスの下スタッドを元の位置に戻すと…

これだもの、近すぎると愛だって見えないって歌にもあるじゃねえか。





ショックとオイルタンクはマウントの穴調整で離せるけど、
角度はどうもしようがないもんな。



僕は細かすぎますか?
神経質な人お断りですか?

でもヤフオクでは全然新品のクオリティは求めません。
このオイルタンクだって泥とオイルと枯れ葉がびっちり詰まって
ベタベタな状態で
ひたちなか市から送られて来たけど
「大変良い」と評価しました。
文句だって一言も言わずに灯油できれいに洗って使ってます。


こういう雑なことする店でバイク買ったら中身もすべてこんな調子だろうから、
多分その店からはもう何も買わないけど。


ずっと真横から撮ってたので少し上に上がって一枚。

タイヤとフェンダーはこのくらいかぶりたい。
シートの話は次回に。
さらば!!



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