Thursday, May 16, 2013

フェンダーの幅を広げる。その1

せっかくアメリカ経由台湾から取り寄せたこのフェンダー
一つだけかなり面倒な問題がある。
これ、普通にフェンダー被せても
タイヤのサイドウォールに当たってしまう。
幅が狭すぎるんだ。
なんとかならないとストロークする度にゴシゴシ擦れてしまう。
これから、少しタイヤへのカブリを深くしたいから、
サイドに鉄板を追加したいのにこれではどうにもならない。

恥を忍んで告白すれば、端っこをつかんでぐいぐい広げてみたんだ。

そこで、このフラットバーにお出まし頂く。

こうやって…
これでは幅は広がらない。



フェンダーの上面に沿わせて曲げる。

曲がりを揃えて整える

次はケガキ

こういう道具を使う。
タガネの先はよく研いでおきましょう。

何度か計測してセンターを出す。

一旦塗装をシュッと吹いて

完全に平たい台でケガクと
ちょうどセンターが出る。

わかりやすいようにテープを貼る。

今日は金ノコで切ってみようか
金ノコの歯をすぐに折っちゃう人、これを一度試して下さい。


フリーセックスとポルノの国(子供の頃は本当にそう信じていた)
MADE IN SWEDEN
早速固定してゴシゴシやってみたが
今日は暑くてダメだ。

こっちに切り替える。

サクサク切れるねえ!

はい真っ二つ。

つづく!

4 comments:

  1. はじめまして!鋳造に行き詰まりこのブログにきて、見事本日成功しました!とても参考になりました。ありがとうございます。
    ちなみに自分はSR500に日立製のSUキャブを付けれるようにマニホールドを作成しました。まだ加工途中でこのままスムーズにいくか分かりませんが、管理人さまさまです。うまくいったので鋳肌を削らずそのまま行きたいと思うのですが、管理人様はどのように磨いてあの質感を出したのでしょうか?とても知りたいので差し支えなければ教えて下さい。
    湯口の切断面と鋳肌をどうぼかしてるのかも気になります。

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  2. こんにちは、鋳造成功おめでとうございます!
    この嬉しさはやった人にしかわからない格別な喜びですね。
    麻婆豆腐さんは消失型ですか?
    僕は鋳物の肌を生かす時はスチールウールやステンレスのウールタワシでそのまま磨きます。
    だいたい磨けたら艶を出したい時にはピカールやマザーズで磨きます。
    出っ張った所だけキレイにしたい時は段ボールにペーパー巻き付けて磨きます。
    段差の部分は目の細かいリューターを優しく縦横斜めにかけて鋳物の肌を再現しています。出来たら是非写真見せて下さい!

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  3. 私も消失模型です!リューターで肌を再現するとはかなりのマニアですね!
    五回失敗した末の成功なので本当に気持ちいです。
    写真って載せれるのですか?

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  4. 5回!?麻婆さんももうかなりのマニアですよ!
    写真は右側の上の方に「メール」ってところがあるので
    そこをクリックして添付で送って下さい。
    マニホールドと言えば、僕はエボスポ用ツースロートのマニホールドが作りたいんです。

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