Friday, July 5, 2013

ストラット長さ調整と35犬プルツリー続報



今日の作業はこれ
ストラットの長さを詰めた。



こないだフレームの固定位置が決まった話はしたよね。
その時には長いストラットのままにしていた。
これはフレームの曲がりやタイヤとの関係を見るために敢えて切らずにいたんだ。


でももうフレームは決まったので
フェンダーにあうようにストラットの長さを短くする。
でもストラットは先に行くに従って細くなってるから
いきなり切って付けてもカッコわりいんだ。

どのくらいカッコ悪いかと言えば…

このくらい。
もう何もかも違うだろ?
段違いにも程があるってもんだ。



さて、長さを検討するために持ってきた、上がアングル時代のストラット
主役の座から転がり落ちて
もうすっかり赤錆てやさぐれてる。
かわいそうだけどカッコいい方を採用する掟だからしょうがない。

この上のストラットをもう少しだけ詰めようって
静岡の中間ミーティングで決めた長さがこれ。
上の後端から3センチくらいのところに×がしてあるのが見えるだろうか?
上のストラットは穴だらけになっちゃったからもう使えない。
なるべくいらない穴のない、お淑やかなストラットが作りたいんだ。
ますます気の毒ですが、もっとやさぐれるだろうなあ


下のストラット、×の所が新しいボルト穴の位置。

これをただ切って合わせるとこうなる。
なんでここで切ったかと言えば
上から見ると、ちょうど根元のクランク曲がりの終わる所だから。
このクランク部は必要なんだ。

斜めに切ったのは溶接面を増やして強度を上げるため。

これをどうやって合わせるかと言うと、

削りたい部分をマーキングして

こんな感じ。
人のいいクジラみたいに切れ目を入れるんだ。

これで合わせると…
聡明な読者諸君はもうお分かりですね。

クジラの下あごの部分を曲げてテーパーを合わせるんだ。

こうなる。
これで溶接すればオッケー

微調整して
形を合わせる。

とりあえず車両に持って行って合わせてみる。


大丈夫そうですね。

完全に出来てからもう一つやるのは大変なので同時にもう一つ

同じようにマーキングして




カットしたのがこれ。
長さはピッタリ
溶接パワー任せの強引な隙間仕上がり。

メッキが沸くので
メッキをはがして開先をとって仮付け

バリバリと溶接

ワイヤーブラシで擦ったら、
汚いけどちゃんと付いてる模様。

さっと水をくぐらせてから磨く
機械で磨くと高熱で水分があっと言う間に乾いて行く。

だいたい面が出たので、借り組みしてみる。


うん、悪くないよ。

ちょっと離れるとこんな感じ

これならタンデムしても荷物乗せても大丈夫!
だと思うよ。

真上に回り込めないので
詳細はまた今度。

完全に上下対称なテーパーではなく
少し下側の支えが斜めになっていて
上辺が水平になるようにしてある。





35犬プルナローは素晴らしい写真が来たよ。
これで切り込みとボルトの穴が開いたら仮組だって出来ちゃう!
上面のかまぼこは自分で削って形にする予定。
続報を待て!

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