Monday, June 24, 2013

シート下ラグ部分の圧入とフレーム仮固定!

溶接を切ってからどんどんズレるパイプに恐怖を感じて
なんとか正しい位置に固定する必要に迫られたので
ついにインロウを叩き込んでパイプを固定してみた。
それぞれの内径に会うように
厚さ3.6ミリの鉄パイプに切り欠きを入れて少し径を小さくしてから
溶接して作ったインロウ。

本当は旋盤で作ればピッタリのサイズで作れるんだろうけど
マテナイ君の僕はパイプを加工してやることにした。
しかし問題はこのフレームに鋳物のラグをはめる作業。


こっちは上から

こっちは前から

同時にこれを入れるのは不可能な気がしていたんだ。
しかし、無理が通れば道理が引っ込む。
まず前のフレーム側にインロウを叩き込んでやる。
クリアランスは叩き込んでやっと入るくらいにした。


前が入って上から見てシートポストの真上に来たところで
当て木をしてポンドハンマーを使って今度は上から叩き込む!
あ、このあたりで気が付いて写真のことを思い出した。ちょっと必死すぎて
写真を撮る余裕がなかった。
これだけ入ればもう安心。


レーザーは持っていないので曲尺とステンレスの定規、
そして遠くからの目見当で直角と水平を出す。

軽くコンコンって叩いてもほとんど動かないくらいガッチリ固定されているけど。
きちんと当て木をして叩いてやれば微調整が出来る。
中のパイプがロウ付けで2重に固定されてるから
インロウが細く見えるなあ。




やっとストラットの位置やタイヤのセンターがきちんと見られるようになった!
これでリアフェンダーの位置も決められる。





早速手持ちのストラットをつけてみる。
地面でひなたぼっこをしてるのはアイアニ君。

メインチューブは可能な限り低く
でもロッカーカバーがギリギリ外れるように鋳物側はなるべく高く

そこでパイプの厚み3.6ミリ分を使ってフレームは下げて
ラグを上げた。
それじゃ下がズレるって?
下にはシート用に鋳物の部品が出っ張ってるから全然わからないのだ。
もちろん平行がきちんと出るように
シートポストの角度を調整してある。
このへんは全てが相関関係で成り立ってるから、
どこか一カ所の位置や高さを換えるとすべてが再構築になってしまう。
つなぎ目は小さな鉄のピースを入れて溶接してきれいにしたら
パイプフレームがラグに刺さってるような視覚効果もあるはず。
さあ、これで先に進める!!

No comments:

Post a Comment