さて、いよいよ3個のフレームを合体させる作業
残ったポストをテーパー状に削っておいて
木を当てがってハンマーで叩き込む
想定した深さまで叩き込むと
組み立て前に計測していたので予想通り、
やっぱり下から直立してるシートポストとの角度が合わず、
ラグが前傾してて角度が合わない。
入りが浅いとエンジンと隙間が空くし
角度も合わない。
この写真はある程度修正した後。
そこでポストの差し込み部の直下に
後ろから切れ込みを入れて叩いて曲げると
メインチューブの角度とこのフレームの角度が合ってくる。
叩き込むと曲げたところは見えなくなる。
一度抜いて溶接して均してから
また差し込むことにしよう。
しかしこの部品いいなあ。
カッコいいわ。
今回、よりフレームをかっこ良く見せるために、ちょっと小細工というか、汚い手を使ってある。
それはポストの上につくラグを本来あるべきメインチューブとの高さより
8ミリだけ下げたこと。
1センチもない調整だけど、その方が座面とリアフェンダーとの段差がはっきりしてるし
エンジンのリアバンクとフレームの隙間に緊張感がある狭さが得られるから。
メインチューブでカクンと曲げるのはカッコ悪いような気がしてイヤだったので
ポストの直下で曲げた。
でもそんなに無理矢理感はないはず。
これはラグの膨らみの角度内で曲がりを抑えてあるから。
この状態でロッカーカバーの蓋を外せるか?
エンジンは下ろせるか?
そういった整備に関する部分を再度確認してから本溶接をする予定。
折れ目は見えないでしょう?
こうやって沈めたことで
本来フレームの上に一段高くかぶさるはずのラグが
上面でツライチになる。
でもアイアンよりエボのフレームの方が太いから
差し込んで被せることはできないのでこれでいいんだ。
上から見ても違和感はないはず。
これでリアフェンダーのチェーンの逃げも作れる。
ここが決まればストラットも切ったり
きちんとした位置合わせができるはず。
メインとの溶接はインロウを作って叩き込んで合体させる。
でも、三角の2辺を同時に叩き込むのは原理的には不可能。
どうやろうか、曲げて行けるのか?
すこししならせれば入るのか?
少し短くして最後に鉄パイプを半割にして溶接するか。
この雰囲気に気を良くして扉の絵を変えました。
ラグの部分がチラリと見えるのがわかるだろうか?
さっき説明したエンジンのリアバンクとフレームの関係。
緊張感があるくらいに、でもキツすぎないように見えるかな?
その分ラグは少し尻下がりになってしまったので
これはストラットの角度で調整してある。
今回ついにチェーンも切って張った。
チェーンもずいぶん切ったよ。
ちょっとサドル載せてみた。
このシート下の景色がずっと欲しかったんだ。
ああそうさ、オレはビンテージ好きなB級野郎さ。
次の作業はエンジンのクリアランス確認と曲げたポストの溶接。
フロントホイールも組まなくては!
ラグの本格的な固定はもう少し先。
本溶接はなるべく先延ばしにしておきたいのです。
UDさんを始め、みなさんのおかげでこのフレームが完成に近づいてます!!
ありがとうございます!
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