Friday, October 11, 2013

Speed & Custom Show2013_23 今日はいい天気です!

天気がいいと気持ちまで明るくなるね。
自分の仕事である映像では
楽しんで作業ができた人が一番いいものを作るって言われるし、実際にもイヤイヤやらされたり、何がいいのかよくわからないまま作ると、絶対おもしろくなくなる。

もちろん楽しむっていうのは、ただ面白おかしくやるってことじゃなくて、面倒で複雑なプロセスを大胆かつ繊細に、辛くなってもそれを仕事に反映させないで楽しくできるってこと。
あらゆる仕事はみんな面倒くさいし、始めたら終わりまで辛いことばっかりだ。
そこは一旦無視して、あまりストレスに感じないようにしながら、自分の仕事に集中することが僕の理想。

誰かの作ったモノを直す場合も、気持ちを盛り上げて、こんな感じに仕上げようってイメージが出来てからやらないと途中で頭がぐるぐるしてしまう。


一番ダメなのは「これはダメ」ってわかってるけど、じゃ何がいいのかわからない状態。
始める前の完成図が曖昧だと、どうしてもそのぐるぐる地獄に陥ってしまう。


作り手の気分が乗ってバシバシ決まったものだと
明らかに気持ちが乗ってる映像の方が見ていて気持ちいいしカッコいい。

気持ちとモチベーションがかなり重要な要素を占める仕事なんだ。


ところがバイクってなかなかやる気だけって訳には行かないんだよな。
実際に部品が出来てみたらやる前にイメージしたのと違う、これは僕のイメージ力や技術力の不足だ。
なるべく紙で作ってみたり絵を描いてから始めるけど、鉄で作るってことは
工程が多いから、作り始めてから結果が出るまでには時間も労力もたくさんかかる。
もしも良いアイデアを思いついてもそれを実現させる技術がないとうまく作れない。

反対にいくら技術を持っていても、センスとイメージがないまま手を動かし続けたら、
それはただの手間だけが莫大にかかったバイクになっちゃう。

前回話した、僕が持ってる犬号の漠然とした完成イメージの大敵は、他所からやって来るはっきりした強烈なイメージ。

やっぱりショーなんかを見てると影響されちゃうんだ。

なので前回の神戸も今回の名古屋も、目では見てるけどあまりダイレクトに心にぶち当たらないように用心して撮影しました。

もうだいたいアウトラインは決まってるから、あまり大きな影響は受けてないはずなんだけど、心っていうのは、直ちに影響が出るものじゃないからね。

では続き…

今日の序文と写真は関係ありません
ロケットプパワー!



ルーバー入れてから鋳物の肌加工かな?


ともかくアルミ加工のハードルが低いというか、
さっとアルミで作ってしまうんですね。

アメ車欲しいねえ。




次回はここ。
駐車場と平行して行きます。

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